隙あらば彼氏の性癖を歪めたい!の感想

オススメポイント
その1 ・その気持ちわかるよ、ゆーくん…
その2 ・ボイスドラマとボイスコミックの可能性

この記事はこんな御仁にオススメ

・パートナーとマンネリ解消したい男女
・綺麗なお姉さんにM男開発されたい男

「女性向けTL同人誌」を買ってみよう
オススメ博士

「DLsite」や「がるまに」をまだ使ったことがない御仁は、こちらも読んでほしいぞい!

サンプル画像1

前書き

さて、今回は【裏アルパカ牧場】の「隙あらば彼氏の性癖を歪めたい!」です。
以前紹介した初めての「DLsiteがるまに(女性向け)作品」である「フタナリ伯爵令嬢」の記事ですが、ありがたいことに目標にしていた閲覧数を遥かに上回ってくれております。男女比は全く分かりませんが…。
フタナリ伯爵令嬢が内容的にも絵柄的にも、少なくとも私はかなり楽しめたので、もう少し「がるまに」を掘り下げてみようと思いました。

そこで見つけたのがこの作品。「裏アルパカ牧場」さんはこの作品と続編の2作品しか作品を出されていないようで(全年齢向けは他にも出されている模様)すぐにシリーズに追いつけるのも良いですね。
21年1月に発売されてから59600ダウンロードされている超人気作であり、なんと本編を購入すると「ボイスドラマ」と「ボイスコミック」が0円で追加購入できるという神仕様。もはや「こんな素晴らしいものをタダで貰ってしまって大丈夫なのか…?」と不安にすら思うほど。
なので私は、今回はこの「ボイスドラマ」「ボイスコミック」についても触れていこうと思います。

男性が読んでも(このサイトを普段から見に来てくれるのはほぼ間違いなく男性ですが…)十分楽しめる今作。
むしろ、奥様や彼女さんがいる御仁にこそこれを読んでほしいとすら思います。非常にオススメの一作です!

シリーズ2作目、3作目の記事も書きました。ゆーくん、エネマで前立腺イジめられまくったり、射精管理されたりします。必見です。

関連記事

サンプル画像2

レビュー

内容としては「一年前から付き合い出した、幼馴染カップルの美咲とゆーくん。美咲は社会人二年目で、ゆーくんは大学三年生。普通のカップルだったはずなのに、ひょんなことから美咲は「ゆーくんがオナホでオナニーしているところが見たい」と言い出します。仕方なくそれに応えるゆーくんですが「見られている」という緊張からか、気分があまりノりません。「私がやってあげる」と美咲はオナホを上下に動かすのですが、その反応が予想以上に可愛くて美咲はどんどんエスカレートしてしまい…?」というもの。

細かな部分が非常に丁寧であること、美咲とゆーくんが「普通のカップルである」こと、展開が非常にリアルであることなど、非常に気持ちよく読むことが出来ました。
私はM男なので、女性が酷い目にあっていたり「雑に扱われすぎている」男性向けがどうにも好きになれません。かといって男性向けのイチャラブ作品が好きかと言われても、男性向け作品の「男性側の描写」というのは没個性が多い印象。
そういう意味では「女性向けエロにおける男性受けNL(男女カップル)」が、もしかすると一番好みに合うのかもしれないと最近やっと気づきました。

この作品も、私が体験した要素がたくさん出てきて「ゆーくん」の気持ちが手に取るように分かりました。
もちろん「女性向けエロ」にもジャンルとして「男性が雑に扱われる」「女性が雑に扱われる」というものはあると思います。しかし「このワードで検索すると、大体こういう作品が集まっている」という安心できる場所があるというのは嬉しいことで。
「女性上位」「既にカップル」というジャンルの場合は特に「相手を気遣いつつ攻める」というのが大事なテーマになっていると感じます。自分も相手も、一人の人間なんだという「当たり前」を前提としてイチャラブする。それはこんなにも素敵なことなんだと改めて気付かされました。


※ここからネタバレあり
(この注意書きについての説明)

「商品紹介ページ」へ飛ぶ

ネタバレ無しで商品紹介ページへ飛びたい方はこちら
・商品紹介ページへ

オススメポイント

その1 ・その気持ちわかるよ、ゆーくん…

今作は何と言っても「彼氏に可愛いと言いたい彼女」と「彼女に可愛いと言われて素直になれない彼氏」の話です。ちなみにこのパートでは「同じ経験をしたことのある私」が「ゆーくん、頑張ろうな!」という気持ちになって話を進めていくので「お前の経験は聞きたくないよ」という方は次に進んでもらって大丈夫です。

恥ずかしながら私も、過去に年上彼女に「可愛い」と言われ戸惑ったことがあります。決してイケメンでも無く、中性的な顔立ちでもモテるような人間でも無い私にすら、私に好意を持ってくれた人は「可愛い部分」を見出してくれるのです。
これを「そういうものか」と受け入れられるようになるには、いろいろと乗り越えなければいけない壁があると思っています。
今作はその一歩目であり、ゆーくんも美咲も「芽生えた気持ちを上手く言語化出来ていないフシ」があり、私達はそれを見守っていく立場(?)なんですね…。

話は変わり、本編について。ゆーくんは話の冒頭で、隠していたオナホを美咲に見つかり「目の前で使っている所を見せて欲しい」と言われます。私もこの経験はあり、非常に複雑な気持ちになりました。
ちなみにゆーくんはオナホを捨てていないので、乾かして再度使う予定だったはずなんですね(正式には使い捨て扱いなので)。もう少し慣れてくると「ゴム付けてオナホ使えば再利用しやすいじゃん」と気づけたりもします。
いくら彼女が居るとはいえ、オナホは基本的に「彼女とのSEX以外で使うもの」であり、何ならAVやエロ漫画で抜くときに使うもの。それを見つかること自体、なんだか攻められているような怒られているような気がしてしまう。
ゆーくんも作中でそうでしたが「オナ見せ」というのは「見せる側」が「見られること」に興奮するタイプでないと、全く気持ちよくないのです。むしろ快感はマイナスになると言っても良い。「自分が彼女の知らないところで、こんな道具を使ってまで「良いオナニー」を求めている」とバレてしまう恥ずかしさと、「快楽のために作られた道具」の快感に負ける瞬間を見られる恥ずかしさ、完全に主導権を握られているという敗北感など色々な感情がないまぜになります。
なのになぜ、オナホ越し手コキと「横でニヤついている表情」はこんなにもエロいのか。プライドが少しずつ剥がれていく音と共に、高まる絶頂の感覚。
射精後に圧倒的な気まずさと敗北感を抱くのは男側だけで、本来ならもっと素直にパートナーと一緒にプレイを楽しめば良いんですねきっと。
分かっていても難しいのですが…。

そして次の「美咲が攻める」のシーンでは、なんと「ローションストッキング」が出てきます。
…そう、この界隈に詳しい御仁はもうお気づきでしょう。これは「早すぎる」のです。
かくいう私も、当然ながらこれは「自分で、他人に」共に経験済みなのですが、ローションストッキングというのは快感、調整の難易度が非常に高い。
自分でやっていても、あまりの快感に全身の力が抜けて声を押し殺せなくなる。
ゆーくんは「やったことはあるがヤバすぎて途中で止めた」「やったことはあるが、美咲にはやったことは無いと嘘をつく」という状況だったのですが、「いつもとは違う雰囲気の美咲」の迫力に負けて(もしかしたらオナホ攻めが案外良かったのかもしれませんが)承諾してしまうのです。
「本当に嫌ならすぐにやめる」という美咲の言葉を信じて。

個人的な意見を述べさせてもらえばこのシーンは「美咲が好奇心を優先させすぎた」「オナホ→寸止め→乳首攻めなど、段階をもっと踏むべきだった」「ゆーくんはもっと正直に色々なことを話すべきだった」と思います。
作中ではその辺りが見事に描写されていて、ゆーくんはローションストッキングで半泣きになってしまいます。美咲が考えていたよりも数段上の「お互いの覚悟が一致していないと成立しないプレイ」だったんですね、これは。
オナホとは比べ物にならないほど喘ぐ彼氏を見て「加虐心」がどんどん膨らんでしまう美咲。「比べ物にならないほど喘ぐ」ということは、つまり「比べ物にならないほどの刺激が亀頭に加わっている」ということ。
特にローションストッキングは、未経験の人には言葉で説明出来ないほどの「これまでの人生で味わったことがない刺激」を味わえるオナニーの手法です。なんかもう「これは射精の前兆なのか?おしっこ出ちゃうんじゃない?大丈夫?」という焦りもあります。
「もう無理」「本当にやめて」と何度言っても、美咲はやめてくれません。結果的に射精はするものの、ローションストッキングの場合は必ずしも「絶頂=幸せ」では無いのです。むず痒く、気持ちよすぎて、一線を越えてもはや苦痛でもある。ゆーくんはもっと、こちらのタイミングや状況をもっと分かってほしかったはず。
しかし、これって女性側は当たり前のように経験していることなのではないでしょうか。
「彼氏が彼女を攻める場合」は「嫌だと言っても身体は…」という感じで、本当にやめて欲しいと主張した時でも彼氏に攻め続けられた彼女は世の中には多いのではないでしょうか。
男という生き物のプライドは、亀頭をヌルヌルのローションでちょっと長くこするだけで簡単に粉々になるほど脆い。では女の人の場合は?
男の亀頭をヌルヌルストッキングでこすった女性のプライドは一体どうなるのか。このローションストッキングのシーンではそれは非常に上手く描かれていたと思います。
個人的には特に37ページの「亀頭責めの快感を我慢できず、美咲の足首を掴んでしまうゆーくん」が本当に「亀頭責めあるある」すぎて最高でした。目の前にある「布団」「シーツ」「ふくらはぎ」「太もも」は全て柔らかいため、足首が一番「力をかけて握れる部分」なんですね…。分かるよ、ゆーくん…

この後、美咲はちゃんと謝って騎乗位がスタート。乳首攻めや言葉責めなど、「段階を踏んだSプレイ」で順調にSEXが進むのですが、最後に一展開が待っています。
「次は乳首を可愛がりながらオナホでしてみよう」とささやく美咲に、ついチ〇ポが反応してしまうゆーくん。
すると美咲は挿入部を見せつけながら「ここよりオナホのほうが気持ち良いの?」と言うのです。
「ここもこうやるとオナホみたいに出来るんだから」と色々な角度や速さでピストンをする美咲に対し、「オナホだったらこうだろ!」とムッとして乱暴に突き返すゆーくん。

私はこのシーンが一番好きなんですね、「美咲は美咲なんだから、あんなもんと比べるな!そういう事言うなよ」という怒りにも似た「分からせピストン」がめっちゃくちゃ良いんです。美咲は自分が使うものでは無いから「オナホ」の認識や位置付けがゆーくんのそれとは全く違う。
Sっ気とMっ気がひっくり返る瞬間なのはもちろん、この一連の「ローションストッキング→騎乗位→怒ってガン突き」の流れは「吐息」が非常にポイントだと思うんです。
これは偶然かもしれないのですが、ガン突きが始まってしばらくした56ページ目まで「二人がハァハァと吐息を出しているコマ」が無いんですね(キスのシーンは口が近すぎるため判断付かず)。
ゆーくんだけ、美咲だけが吐息を出すシーンはあります。しかし「ローションストッキング」が始まる35ページ以降「大ゴマに二人が映っているシーン」でも、なぜかどちらかしか吐息が出ていない。
そして56ページ1コマ目で明確に「二人が気持ちよくなって吐息を出すシーン」が出てきて、59ページの最後のコマの「無言で抱き合うシーン」では湯気と汗がアップに。この流れを読むと、「独りよがりな攻め、SEX」から段々と「いつものSEX」になる様子が吐息を通して伝わってくるような気がしてしまう。「ちゃんと体温がある、一人の人間と身体を重ねている」という事実。「カップルだからこそ、それを改めて考えることが大切である」というのが59ページの全てのコマから伝わってくるんですね。

なぁ、ゆーくん。もっと正直になって、もっといろいろ攻めてもらおうじゃないか。顔騎は良いぞ…寸止め懇願は良いぞ…耳元で囁かれるのは良いぞ…。
君の感じてる顔と声、すっごく良いぞ…。

その2 ・ボイスドラマとボイスコミックの可能性

最初に伝えておきます、この作品を買った人は全員ボイスドラマとボイスコミックを買ってください!0円なので!!
0円音声を買ってもサークルさんに儲けは無いと思うのですが、だからこそ可能性に触れてください!

さて、このサイトではもう何十回と言ってきました「台本について」の話。作品によっては「CGのテキストを読む形式」だったり「小説が収録されているもの」があったりして、私は喜びました。
私の記事の中にも「官能小説を朗読してもらうのも良いのでは」とか「男性の声があっても良いのでは」と書いてきました。そして今回のボイスドラマとボイスコミック。
私は一体何の事か分かりませんでした。0円とは言え、本編を買った人が全員買うわけでは無い。しかし、こういうものを実際に聞いて、書いてこそのレビュー。
本編をかなり楽しめた私は、早速購入してみたのです。

結果から言いますと「ボイスドラマ」の方は「本編のイベントシーン周辺」をピックアップした音声でした。

  • トラック1…「冒頭からオナホ射精、映画デートを切り上げるシーンまで」の必要な部分だけを抜粋。11分。
  • トラック2…「ローションストッキング開始から半泣き→キスまで」で7分。
  • トラック3…「最後の騎乗位SEX」を6分。

という構成なのですが、「美咲役の月野夕紀さん」と「ゆーくん役の二回戦中さん」が本当にキャラにピッタリ。
特に二回戦中さんの「タレ目ちょっとヘタレ年下男子」の正解の声。私はちょっと二回戦中さんの逆アナル音声を探してみようと思います。
これは私が理想としていた「男性も女性もどちらも喋るエロ音声を聞きたい」そのものでした。「理想そのもの」が来ちゃったなここで…という戸惑いも少しあります。
ちなみに「英語版」も聞いてみたのですが、こちらは日本語音声に英語字幕が付いたものでした。日本語音声は日本語版と同じものが収録されています。

「ボイスコミック」の方はなんと38分の動画が画面に現れ、全ページの全セリフを上記の二人が音読してくれるというもの。
画面の右と左をタップすることで、同人誌作品閲覧と同じように「進む」「戻る」が選べるのですが、ボイスコミックの何が凄いって「ページをめくるとそのページの最初から音読が始まる」というところ!!好きなページまでめくって、すぐに好きな台詞が音読されるのです!!
どう考えてもこのボイスドラマ版だけで900円くらいしてもおかしくない!!何故こんな値段(0円)で!!

いやぁ、これはですね…私がかつて「台本について荒ぶっていた時」に「DLsiteはこういうシステムを作るべきだ」という思いを記事にしたことがあるのです。
それは「台本の文章をクリックすることで、そこから音声が始まるシステムを作ってくれ」というものだったのですが、記事を書いてしばらくして「技術的に難しすぎるか」と思い、該当部分を削除しました。
しかし、まさかこんなところにこんな素晴らしいシステムが既に実装されていたなんて…。全ての人気漫画作品はこのシステムで、むしろこの形式で最初から作品を作るのも有りなのでは?とすら思うほど。
もちろんこの「ボイスドラマ」「ボイスコミック」は今作がめちゃくちゃ売れているからこそ、実装出来たサービスであるということは理解しています。
しかし私は男性向け作品において、このような形式(漫画作品のおまけとして音声を0円で販売)のものを見たことがありませんでした。
本編のファンであれば必聴、ファンでなくとも非常に楽しめると思いますし、何ならサークルさんが見たり聞いたりしても参考になる部分は非常にあるのでは無いでしょうか。これはさり気なく「男性向け界隈にも、男女どちらも音声有り作品が増えればいい」というメッセージを込めています。
音声があることでイメージしやすくなる、別の魅力に気付けるというのは、ひいては「エロ音声作品を購入すること」につながる一番の近道だと思います。
なので私は、是非この作品の音声を聞いてほしいと願うのでした…。

この挑戦、サービスに触れずして何がレビューサイトか。やはり音声があることでグッと二人の「実在感」が増すんです。
この世界のどこかにゆーくんと美咲が本当に居て、今日も夜な夜なゆーくんは美咲に攻められているのではという、ちょっとだけ立体的な妄想。
無料音声、本当に感謝…。そして今更、がるまにって凄いなと心から畏怖しています。

※ネタバレここまで

最後に

もはや「絵が抜群に上手い」という部分には全く触れずにここまで来てしまいました。読んでよし、聞いてよし、抜いてよし、パートナーと試してよし。
「気づいたら彼女の性癖が歪んでいる件」というタイトルのほうが正しいのでは?とすら思ってしまうほど、美咲がどんどん乗り気になる姿が可愛くもありエロくもあり。ゆーくん、これからもどんどん性癖歪んでくれよな…!と願ったりもして。
この作品は続編もあるのですが、当然購入&読了しております。記事になる日も近いはず…。もっともっと喘いでくれ、ゆーくん!任せたぞ!
そしてもっともっと男性に広まってくれ、がるまに!私と同じようなフェチの男性は絶対楽しめると思いますので是非…!
そして何の因果か、ここまでレビューを読んでくださった女性の御方。喘ぐ男を見てどんどんゾクゾクしてください。
くれぐれもヌルヌルストッキングは段階を踏んでから、でお願いします…。

商品情報とリンク

がるまに専売
隙あらば彼氏の性癖を歪めたい!
【裏アルパカ牧場】

通常価格:880円
(↓タップすると商品ページへ飛びます)