
感想
・シリーズの締めくくりとしてはやや物足りない印象
・シリーズ一作目からのファンである
・シリーズ未読で、購入を迷っている
・「DLsite がるまに」で女性向けエロ同人誌や音声作品を買ってみよう
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前書き
さて、今回は【Mauve】の「dog eat dog era~許婚の魔法騎士と催眠尋問~」です。
シリーズ三作目であり、完結編。時系列順でいうと二作目→一作目→三作目となります。
流石に今作だけ読んでも意味がわからないと思うので、最低でも一作目は読んでおく必要があると思います。
しかも一作目に収録されている「DL特典おまけ」からの続きなので、未読の方は先におまけ漫画をお読みください。
一作目、二作目の記事を先に紹介しておきますが、どちらも「※ここからネタバレあり」という表記が出てくるまではネタバレ無しで書いている(つもり)なので購入の参考にしていただければと思います。今作も「一体どういうあらすじなのか」「こういう注意点があります」という情報を交えて、非ネタバレ部分、ネタバレ部分に分けてレビューを書いていきたいと思います。
最初に書いておかなければいけないのですが、この作品は単行本化の予定があるそうです。あとがきに書かれていることなのでネタバレに含まれることかもしれませんが、こればかりは私が「書かねばならない」と思ったので…。
というのも、私の感想になりますが今作は「ちょっと駆け足で進み、少々消化不良で終わる印象」でした。さらにはあとがきにて「シリーズ完結作」「のちに単行本化する」ということを初めて知りました。
これはどうしても「単行本になった時に、描き下ろしでプロローグとエピローグが追加されるのか?」と思ってしまう。単行本化された後、電子でも配信されるのかどうかはまだ分かりません。私は単行本化された際も、せっかくなので購入してレビューを書くつもりでいます。その時が来ないと「単行本が完全版なので、こっちを買ったほうが良い」なのか「描き下ろし部分は配信されるので、がるまにで買った方も補完が可能」なのかは分かりません。
しかし、現段階での決定的な意見の一つに「がるまにで購入した場合は自動ページ送り機能が使えるので、読みながら両手フリーでオナニーが出来る」というものがあります。女性の御仁が「女性向けエロ漫画」を読みながらオナニーをするのかどうかは、私には分かりません。
しかし私は、エロ漫画を読みながらオナニーをします。ベッドに寝転ぶこともあるでしょう、乳首をイジりたいときもあるでしょう。そんな時に電子書籍の「自動ページ送り」は非常に使いやすく、両手がフリーになるというのは私にとっては大切な要素。
これが実際の紙の単行本であれば、少なくとも片手は使えなくなるため「一人でできるプレイ」は限定されます。これについての是非ですね…。
オナニーする・しない、そのやり方などによって個人差が分かれることなのでなんとも言えませんが、一つの評価基準としてお使いください。
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レビュー
内容としては「前作での出来事がきっかけで、兄弟と魔女の仲は少しだけ前進する。思い切って兄弟に「秘密」を打ち明けようと決めた魔女だったが、そこにオーウェンという名の男が訪れる。オーウェンはこの世界での魔女の許嫁であり、同時に「その先の未来で魔女の命を狙う人物」だった。未来の出来事を知っている魔女は、オーウェンを警戒しながらも怪しまれないように会話をするが…?!」というもの。
この辺り、ちょっと話が複雑になっているので一作目の情報が無いと何のことやらさっぱり分からない場合があります。
そして商品紹介ページにも注意喚起がされているのでここにも書かせていただきますが、今作は「本番行為は無いが、魔女が兄弟以外の男に身体を弄ばれる描写がある」のでご注意を。若干のNTR要素あり、と紹介されています。
今回、実は「三部作をセール中にまとめて全部購入し、三作分の記事を一気に書いてまとめてアップする」という挑戦をしてみました。一作目は「気になるところはあるが、好みの部分の方が多かった」ため擁護派の意見をまとめた記事になっています。二作目はかなり好みだったので、ほぼ肯定的な意見をまとめました。そして今作。
結構悩んでいろいろ手を尽くしたのですが、どうしても私の好みでは無い展開だったため思うように筆が乗らず…。投稿レビューにも割とはっきりとした批評が書かれていたりもして、それを読むと「うんうん」と頷いてしまうのです。
やはりそういう部分を全て隠して「頑張ってオススメポイントを書く」というのもおかしな話。これを読んで購入の参考にしてくれている御仁を騙すようなことは、なるべく避けたいと思いました。そのため「肯定的に読んでいた好きなシリーズではあったが、今作の展開は趣味に合わず残念であった」という私の感想をそのまま書かせていただきます。そのため今作の記事に限り、いつもの「オススメポイント」ではなく「感想」としてまとめることにいたします。
一作目、二作目の記事はこちら↓
※ここからネタバレあり(この注意書きについての説明)
ネタバレ無しで商品紹介ページへ飛びたい方はこちら
・商品紹介ページへ
感想
・シリーズの締めくくりとしてはやや物足りない印象
今作では、決定的に「こいつをなんとかしないと魔女の死が近づく」というキャラが出てきます。個人的な意見を言わせてもらえば、そのキャラであるオーウェンとの絡みをもっと見たかったというのが正直なところ。
兄弟も「魔女の意思を無視して肉体関係を持った」のだから、やっていることはオーウェンもさほど変わらないはず(兄弟は本当はこういう意図があって催眠をかけた、という隠された思いがあってもそれを魔女に伝えていないので…)。なので単純に「兄弟を許すのなら、オーウェンも許すべきでは?」と思ってしまうのです。
むしろ私はオーウェンの催眠がかかっている状態で兄弟と接する魔女、催眠でオーウェンに寝取られそうになる魔女、というのも見てみたかったですね。
今作は、物語の途中で「魔女の魔法力」が暴発する展開になります。その結果、魔女は意識を失い、兄弟はなんとかして魔女を目覚めさせようとします。
そこで初めて本編内で、兄弟の「魔女に対する真っ直ぐな思い」が描かれます。魔女を救うために、魔法力を与えるという名目でSEXをするのですが終盤20ページはもうずっとSEXしまくり。
しかしながら「主従逆転をさせて魔女を復活させるためのSEX」という大義名分はあるものの、魔女はずっと意識を失っています。催眠状態というより睡眠姦に近い感じもありますし、全体のプレイ内容についても一作目の催眠姦との差があまり感じられなかったのが残念です。
私は「催眠を交えながらもハッピーエンドに持っていく」のであれば、せめて最低限「催眠を解いた状態で、魔女が自らの意思で兄弟とイチャラブ3Pをする」という展開はあってほしかったと思います。三作全てに目を通しても、どこにも「魔女が自身の欲求からSEXをしているシーン」はありません。最後まで「魔女の意思は無視され続ける」というのはどうしてもモヤモヤが残ってしまいます、もちろんこれは「一貫して催眠ものなんだから仕方ない」と言われればそれまでなのですが…。
そういう意味ではやはり、一作目での「謝罪や反省があってほしかった」という意見は正しかったのかもしれません。私もさすがに、最後までイチャラブ展開が無い、エピローグも無いとは思っていませんでしたから。
そして「兄弟を迎え入れることで、何がどう変化したのか」が分かりづらかった点。一応、この物語は「とあるゲームの中である」という設定です。しかし、どういった物語で魔女がどういう悪役なのかが説明されません。
今回の新キャラであるオーウェンは「許嫁でありながら物語中盤で魔女を裏切り、魔女を殺すことになる」という設定のキャラであることが明かされます。そしてひまりが魔女に転生することで、物語は違った道を進んでいきます。元々のゲームのストーリーが正規ルートだとすれば、ひまりが転生してからのストーリーは分岐ルートとでも言いましょうか。
本来は居なかったはずの兄弟を迎えることで「魔女の死」という結果は多少なりとも違うものになるはず。今作でオーウェンは「魔女の存在に気づけたのは、兄弟がいることで魔女の魔力が低下していたせいだ」と話すのですが、これは正規ルートと比べてどのくらい違っているのか。正規ルートである「中盤の裏切り」よりも早まったのか、遅くなったのか。どういった影響が起きているのかが、ちょっと分かりづらかったように思います。
さらには「魔女は悪役であるから殺される」はずなのに、魔女の中身がひまりになった分岐ルートでは「魔女の悪事」が一切描かれない。例えば「セオドアの催眠魔法の罪をなすりつけられ、法律違反を指摘される」などがありその結果オーウェンがやってくるというのなら分かります。
「正規ルートで、なぜオーウェンが裏切るのか」が分からないまま(魔女が元々どういったキャラだったのかが分からないまま)分岐ルートの「地形を変えるほどの威力の魔法」が出てくる。展開的にオーウェンは死んでないと思うので、むしろ「分岐ルート」での魔女の悪事は「地形を変えるほどの魔法を使った」ことだけになってしまう。原因と理由が明確でないために、最後の展開のカタルシスが感じにくいと言えば良いのでしょうか。
このシリーズには、物語の本筋として「私はこの世界で死ぬ運命にあり、それはきっと変えられない。そのために兄弟を迎え、看取ってもらおう」というものがあります。私にとってそれはこのシリーズ全体の大きな魅力の一つだったため、消化不良のまま終わってしまったというのは残念でなりませんでした。
「愛があるハッピーエンドだった」という意見もありますが、私としてはやはり「ラスト2ページ」での魔女への優しい言葉。あれをもっともっと魔女へ伝えてほしいですし、もっと魔女が報われて欲しい。どうか単行本化の際には、二作目をしのぐほどの「愛」のある濃厚なエピローグが追加されることを願いたいです。
最後に
一作目、二作目のようなレビュー記事を求めて今作の記事を読んでくださった御仁がいたら申し訳ありません。一作目も二作目も正直な気持ちを文字にした結果、あのような記事になったため、今作だけ下駄を履かせるというのはどうしてもいけない事だと思いました。
下記の「DLsiteがるまに で見る」ボタンを押すことで開く作品ページには、もちろん肯定的なレビューもたくさん投稿されています。私が言うのもなんですが、そちらも読んでいただけるとより公平な意見を目にすることが出来るでしょう。
単行本になった結果、どうなるのか。私はその日を楽しみに待ちたいと思います。
あなたはこの物語に、どんな感想を抱くでしょうか。もし良ければコメント欄やリプにて教えていただけると嬉しいです。
商品情報とリンク

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※がるまに専売



