
オススメポイント
その1 ・素晴らしい日常パートがあってこそ
その2 ・悪魔的発想のエロパート
その3 ・好いてもらうって嬉しいな
・女体化男子が「身も心も女の子になる」瞬間が好き
・女性が性欲をむき出しにするのがたまらなく好き
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前書き
さて、今回は【東横大賞典】の「性擬態幼馴染3」です。本番無しだった1作目と2作目ですが、今作は待望の初エッチ回となっております。ここまでが壮大な前戯だと考えると、満を持して!という感じで非常に燃えますね。
ストーリー面でもかなり大きな進展があるので、私としてはとても満足度が高かったです。もはや私はこの「性擬態幼馴染シリーズ」を一つのラブコメ作品として楽しく読んでいるのですが、語れる人が周りやネットにいないためもどかしさが募っています。
「♂若葉にどんなエロコスさせたいか」「♀タケルに照れながらどんな淫語を言ってほしいか」みたいな話で盛り上がりたいものですね。この記事が、少しでも作品を広めるきっかけになれば幸いです。
ちなみに私が♂若葉に着せたいエロコスはサスペンダー付きバニーボーイ、♀タケルに言って欲しい淫語は「挿れる回数より、挿れられてる回数の方が多いって何だよ!」です。
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レビュー
内容としては「前作終盤のすれ違いにより、ちょっと気まずくなってしまった二人。ちゃんと向き合って話し合った結果、無事に誤解は解ける。少しづつ心の距離が近づいていく二人だったが、ついに若葉の口から『入れたい』という台詞が飛び出して…?!」というもの。
初エッチが描かれる今作ですが、なんとそのシチュエーションは「♂若葉と♀タケル」なのです。この情報は「DLsiteやFANZAでの商品紹介画像」にすでに書かれているため、ここでも紹介します。
「♂タケルと♀若葉」よりも先に「♂若葉と♀タケル」のSEXが先に描かれるというのが、実にTSエロ同人誌らしくて良いですね。作者さんのフェチ全開というか、他の作品ではあまり見られない状況というか。
エロパートも数を重ねるごとにどんどん濃密になっていっていますし、引き出しも豊富。特に今回の「とある展開」に私はとても興奮したので、みなさんも是非「どういう展開になりそうか」を予想しながら読んでみてください。
このシーンがあるのと無いのとで、これからの♀タケルの立ち位置がかなり変わってくるとすら思うんですよね。私好みの展開で、とても嬉しかったです。
そして今回、オススメポイントは3つあります!ほぼ毎回「2つに収めよう」と決めている私ですが、今作は非常に良い内容だったため特別に3つになりました。読んでいただけると嬉しいです。
商品情報とリンク

性擬態幼馴染3
【東横大賞典】
通常価格:660円
(↓タップすると商品ページへ飛びます)
オススメポイント(ネタバレあり)
今作は「全てを受け入れた上で♀タケルが♂若葉とSEXする」という、中々の展開。細かく挟まれる、丁寧な日常パートがあるおかげでこの「受け入れ」の重大さが際立っていますね。
手作りのスイッチグミは保存料が入っていないため、しばらくすると食べられなくなるというリアルな理由により、もしものときの保険が無くなるタケル。
しかも今作、割とあっさりタケルが告白するんですよね。誤解を解くためなのでムードもへったくれも無いのですが。
いや、でもちょっと待って…?!回想シーンがかなり子供の頃からということは、ということはタケルあなた1作目の「幼馴染といってもマンションのフロアが同じだけ、学校が同じなのも地元進学率が高いだけ」というあの話!
あなた、あれは確かに嘘は言っていないけれども読者に対するモノローグには主観を入れてくださいっ!
「マンションのフロアが同じだったからいつも一緒に帰ったりして楽しかった。地元進学率が高いからずっと同じ学校に通えて嬉しかった」でしょう?!異性として見られていないから諦めていたのは分かりますけどねぇ、こちとら「実はタケルはずっと若葉のことが好きだった」という前提があるのか無いのかでここまでの味わいが全く違ったものになるでしょうが!!
その前提ありきで、改めて一から読み直しちゃったじゃないの…あぁ、とても良いですよ。とても。漫画としての面白さがね、仕掛けがありますね。1作目や2作目のタケルの切ない戸惑いがね…ここまでの二人のすれ違いがね…。
そして個人的にご褒美だったのは、二人の身長差がおまけとして載っていたことです。♂タケルよりも♂若葉のほうがデッカい!!あざす!!!
元々タケルはなし崩されやすい性格なのに、身長差が5cmもあったら、そんなの組み伏せられちゃうな。そりゃあ若葉も♂状態でタケルを攻めたいってなっちゃうな。
♀若葉×♀タケルの場合は、あえて身長は♀タケルの方が上だというのも素敵ですね。♀若葉×♂タケルと同じく「タケルのほうが背が高い」でありながら、♀タケル状態は「まだ女の子の身体に対する戸惑いがある」ために結局主導権を♀若葉に取られてしまうというこの。
「身長が明確に数字で示される」というのは、それ単体ではエロくないかもしれません。しかし様々なシチュエーションが成立するこのシリーズにおいて、明確な数字はとても大きな意味を持ちます。エロの解像度がグッと深まる情報に感謝ですね。
今回のエロパート、とても良かったですね。それにしても作者さん、なんという展開を考えつくんでしょう!まさに悪魔的発想。
一旦断るんですよ、タケルは!ちゃんと断るのに「大好きな人に素股をしてもらう」なんて展開を挟むから…結局断った意味なんて無いんですよ…。
しかも若葉はゴム無しで挿れてしまうんですね。タケルの体は数回女の子になっただけなので、子供を作る機能に関しては未完成かもしれません。この辺りはまだ検証出来ていませんから、もしかしたら機能がある可能性も否めません。
若葉が中出ししなかっただけまだ良いのですが、スイッチするという要素が含まれる作品なので少し心配になる私でした。
というかこれ、若葉も絶対「処女だけど先に童貞卒業した」ですよね。タケルの逆の。そうなると「もし超擬態グミの成分が伝播しなかったら」「スイッチ要素が無かったら」と考えてしまいます。
もし「超擬態グミを食べた者だけが異性に変化し、スイッチグミ以外の遺伝子情報交換ではTSしない」という状況なら、タケルが女体化することはあったのでしょうか。要するに「1作目でタケルが女体化しなかったら」ということです。
思い通りのグミが完成していた場合、若葉は自分の気持ちに気づくことはあったのでしょうか。若葉が念願通り「男の子」になれたら、タケルの想いはどうなっていたのでしょう。
タケルは今作で「相手が若葉なら、男でも女でもどっちでもいい」と言います。もし自分が女体化しなくても、タケルは♂若葉を若葉として好きになっていたのでしょうか。「女の子の身体」が先にあってこそ、若葉に気持ちよくしてもらったからこそ、なんでしょうかね。
新たなエロ展開が出てくるたびに、TSに対する新たな疑問や感情が湧き出てきます。TSというジャンルの奥深さを痛感する日々ですね。
3作目は特に顕著なのですが、若葉ってどんどん可愛くなっていませんか?作中でも触れられているように「無遠慮」な部分は直っていないのですが、それ以上に「良いところ」がたくさん表現されている印象。
タケルは「オタク話についてきてくれる友達がいない」と言っていましたが、他の同性の友達や異性のクラスメイトたちとはどんな距離感で接しているのでしょう。またどんな風に見られているのでしょう。
変わっている部分、人より優れている部分、隠さない積極性、悩むところは悩む、良くも悪くも豊かな感情など。包み隠さない正直さが魅力なのだと伝わってきます。
特に私が良いなと思ったのは「悩み」について。
エッチなことをして、研究成果も具現化して、もっと凄い人に評価してもらえている若葉。あの学校の生徒の中でもかなり凄い部類でしょう。あっけらかんとしていたり、積極的な描写も多い若葉ですが、泣いちゃう時は泣いちゃうんです。
「若葉の悩み」というのは好きな人がいなければ、特になんてことが無いものだったはず。タケルのことをどんどん意識するようになって、気づけば自分を他の女の子達と比べてしまう。
きっと「相手に好いてもらうことでしか真っすぐになれない『自分』という要素がある」のでしょう。自分という要素はいろいろなアイデンティティが折り重なって初めて成り立っているもの。
そのたくさんの自分の中には「自分では評価できないもの」「どうしても自分では低評価をつけてしまうもの」も含まれています。
しかし、それに対し「認めてくれる人」「高く評価をしてくれる人」がいるかもしれない(必ずしもという訳ではありませんが)。それが好きな人であったなら、もっと嬉しい。
「男の子になりたかった若葉」が「女の子になってしまうタケル」に「若葉なら男でも女でもどっちでもいい」と言ってもらえる。それがとても嬉しい。
この絶妙な機微。私は上手く言葉に出来ないのですが、46Pで若葉はわざわざ「好き合えてる」ことが嬉しいとタケルに伝えます。
なんだかこの小さな訂正は、この「オススメポイント その3」にわずかながら掠っている気がしています。受け入れてもらうこと、肯定してもらえることで自己がより魅力的になっていく。
少なくとも私は、若葉にそれを感じたのでしょう。どうしてもこの気持ちを文章にしたく、いろいろと頑張ってみたのですが上手く表現できているでしょうか。
最後に
私の脳は、ここ数日で「良質なTSエキスの大量摂取」を試みています。しかし私の脳は、パンクするどころかフル稼働してくれています。まさに『AWAKEN-目醒め』。嬉しい悲鳴と言えるでしょう。
TS界隈で「男女の友人同士が異性にTSし合う」という設定はどのくらいの位置付けなのでしょうか。完全なる発明なのか、TS界隈では割とよくあるのか。この設定でしか味わえないものというのは確実にあり、私にとってそれは新たな世界の扉を開くものでした。
まだまだ残された組み合わせは多くあるので、これからの展開にも目が離せません。どんどん悪魔的発想を読ませていただきたいと思います。



